「マルジェラ」や「ジル サンダー」の親会社、21年は16%増収
「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などを擁するOTBの2021年12月通期決算は、売上高が前期比16.2%増の15億3000万ユーロ(約2004億円)、営業利益は13倍以上(同1285.1%増)の1億8700万ユーロ(約244億円)だった。
19年比では、売上高はほぼ横ばい、営業利益は10倍以上(938.8%増)とコロナ禍以前を上回る結果となった。
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○仕様
・牛革 100%
・高さ 19.0 cm 幅 27.0 cm 奥行き 14.0 cm
・ハンドルの長さ 26.0 cm
・エンボスレザー
・ファスナー開閉
・ダブルハンドル
・取り外し可能なショルダーストラップ付き
・内側にファスナーポケットあり
・裏地あり
・底鋲付き
・パドロック付き
○付属品
・ブランドタグ、保存袋
○品番
・ S56WG0082P0396
*Jil Sander*ジルサンダー バッグ コピー トップハンドル スモール 2way レザーバッグ
サイズ:幅:22 cm、高さ:22 cm、奥行き:7cm
ハンドルの長さ:7cm
ショルダーストラップの長さ:47cm
【製品詳細】
ジルサンダーの黒いハンドバッグ。
ジッパーポケット付きの磁性金属フレームを備えた滑らかなマットレザー製。
クロスボディストラップが取り外し可能で、2wayとなっており、どんなシーンにも合わせやすいアイテムとなっております。
ウバルド・ミネッリ(Ubaldo Minelli)最高経営責任者(CEO)は、業績が好調であることを踏まえて、本業での前年比成長率の目標を20%ととし、24年には売上高24億~25億ユーロ(約3144億~3275億円)を目指すとコメント。「24年に目標を達成しても、当社の傘下ブランドはさらに成長する可能性を有している。従って、この目標はゴールではなくスタートラインだと考えている」と語った。
地域別の売り上げでは、中国をはじめとするアジア太平洋地域と北米が特に好調だった。日本は売り上げ全体のおよそ4分の1を占めており、重要な市場の一つに位置づけられている。同社は21年に38の新たな店舗をオープン。21年12月時点で中国16都市に80店を構えているが、今後3年間でこれを倍にする予定だ。なお、卸は売り上げ全体の40%程度を占めている。
ラグジュアリーブランド部門の売上高は前期比49%増、19年比では55%増となった。ブランド別で見ると、全ての地域および販売チャネルで業績を伸ばした「メゾン マルジェラ」の売上高は前期比25%増と好調で、19年から21年の3年でおよそ2倍となった。主力ブランドの「ディーゼル」は販売網の統廃合を行ったことが奏功し、OTBにおける売り上げ全体の45%を占めている。
21年3月に傘下に収めた「ジル サンダー」は、買収から9カ月ですでに損益分岐点に達して利益を生み出しているという。経営体制の見直しのため、アクセル・ケラー(Axel Keller)前CEOに代わり、21年9月からミネッリCEOが同ブランドのCEOも兼任している。同氏は新たなCEOを任命する可能性について、「少なくとも(22年末までに完了する予定の)『ジル サンダー』のグループ内への統合が終わるまでは、私が引き続きCEOを務める」と述べた。
OTBは数年前からデジタル分野の強化に取り組んでおり、18年には自社ECでシームレスな買い物体験を提供するオムニチャネル・プラットフォーム、ムーン(MOON)の開発に着手。20年5月に、これを「ディーゼル」のECに導入した。今後は「メゾン マルジェラ」「マルニ」「ジル サンダー」にも導入していく。なお、「ディーゼル」「メゾン マルジェラ」「マルニ」は21年にオンラインストアを刷新しているが、これによって自社ECでの売り上げが6%増加した。自社ECの売り上げはグループ全体の7%程度、それ以外のECは同じく25~30%を占めているという。
ここ数年、OTBはサステナビリティにも本腰を入れている。22年7月には、初のサステナビリティ・リポートを発行する予定だ。30年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量と吸収量が差し引きゼロの状態)を実現することを目標の一つに掲げている。